ScratchJr(スクラッチジュニア)とは?
ScratchJr(スクラッチジュニア)とは、MITメディアラボが開発したScratch(スクラッチ)という、世界中で広く使われている子ども向け(8歳~)のプログラミング言語をもとにして、小学校入学前後の子ども(5歳~7歳)向けに開発された入門用のプログラミングアプリです。
直感的にブロックを組み合わせることでプログラムを作成することができます。
画面のキャラクターを動かし、アニメーションやゲーム、ストーリーなどのコンテンツを思い通りに作成することができます。
「タッチ操作でブロックを組み合わせる」という、スクラッチの使いやすさ+視覚的なインターフェースにより、子どもでも扱いやすく、楽しく学ぶことができます。
また、共同作業や創造性の向上を図るため、オンラインコミュニティで作品を共有したり、他の子どもたちの作品を見たりすることもできます。
プログラミングやコンピューターサイエンスの基礎を楽しく学びたい子どもたちにおすすめのプラットフォームと言えます。
ScratchJr(スクラッチジュニア)の特徴
ScratchJr(スクラッチジュニア)の対象年齢は5歳から7歳です。
もととなったScratch(スクラッチ)の8歳から16歳に比べて、低年齢の子どもにも扱えるという特徴があります。
ScratchJr(スクラッチジュニア)は、さまざまなブロックを組み合わせることで、キャラクターを動かすプログラミングを行うことができます。
文字が読めなくても操作できるように、ブロックにはアイコンが描かれています。
例えば、「指でタッチする」アイコンが描かれたブロックと、「右矢印」アイコンが描かれたブロックを組み合わせることで、「キャラクターをタッチしたら右に進む」というプログラミングを作ることが可能です。
このように、ScratchJr(スクラッチジュニア)はブロック遊びのような感覚で、プログラミングを学ぶことができます。
プログラミングを学ぶことは、子どもが「創造力」や「論理的思考力」・「問題解決能力」など、将来社会に出た後に役立つスキルを身につけることにつながっていきます。